『かさぶた と タトゥー』/【コメント小説】 [コメント小説]
【コメント小説】/[サブジェクト]:
【実験小説サロン】/『爪屋』
http://ameblo.jp/noseinosei/entry-11167337807.html
【かさぶた と タトゥー】
誰か、 聞いてください。
昔、変な女の子がいたんです。
いつも古い神社の裏山で
遊んでいたんです。
””陽が落ちるまで””
いつも”かさぶた”つくって
治りかけた頃、はがして
食べてたんです
男の子たちが はやしたてます。
や~い へんなの 不味いぞ
だって、命の味がするんだもん。
きっと 自分の体に痛みを与える事
自分の一部を食べる事って、どこか
へ~生きてるんだ って
そんなんだったと思います
男の子もほんとは
一人の時は ”食べてたんです”
誰にも見つからないように
いつのまにか
”かさぶた”食べなくなりました。
そして
少年 少女 じゃなくなりました。
その変な女の子は 今
屋根裏部屋で
刺青師をしてます。
そして、お客の男の顔は
どこか見覚えのあるんですが・・・
遠い昔、どこでだったか・・・
そのときも
今と同じように
蝉の声が聞こえていたようにかんじます。
でも私にはわかりません、いつまでも
さあ、もう一仕事
””陽が落ちるまで””
・終・
【実験小説サロン】/『爪屋』
http://ameblo.jp/noseinosei/entry-11167337807.html
【かさぶた と タトゥー】
誰か、 聞いてください。
昔、変な女の子がいたんです。
いつも古い神社の裏山で
遊んでいたんです。
””陽が落ちるまで””
いつも”かさぶた”つくって
治りかけた頃、はがして
食べてたんです
男の子たちが はやしたてます。
や~い へんなの 不味いぞ
だって、命の味がするんだもん。
きっと 自分の体に痛みを与える事
自分の一部を食べる事って、どこか
へ~生きてるんだ って
そんなんだったと思います
男の子もほんとは
一人の時は ”食べてたんです”
誰にも見つからないように
いつのまにか
”かさぶた”食べなくなりました。
そして
少年 少女 じゃなくなりました。
その変な女の子は 今
屋根裏部屋で
刺青師をしてます。
そして、お客の男の顔は
どこか見覚えのあるんですが・・・
遠い昔、どこでだったか・・・
そのときも
今と同じように
蝉の声が聞こえていたようにかんじます。
でも私にはわかりません、いつまでも
さあ、もう一仕事
””陽が落ちるまで””
・終・
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